【韓国市場コラム】体にいい「국민반찬(国民おかず)미역줄기(ミヨクチュルギ)」とは?

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~知られざる韓国の海藻食卓~

韓国の市場を歩くと、山のように積まれた緑色の海藻をよく見かけます。
それが、「미역줄기(ミヨクチュルギ)」=ワカメの茎です。
韓国の食卓によく登場するおかずのひとつで、
今でも家庭料理や食堂の「基本おかず(밑반찬/스끼다시 )」として親しまれています。
韓国の「국민반찬(国民おかず)」の一つです。
韓国では、みんなから愛され親しまれている物、人には「국민」を付けます!(^^)!ㅋㅋ

初めて出会った「미역줄기」

私が韓国で生活を始めたのは約30年前。
当時、食堂に行くと、必ずといっていいほど顔を見せるのが「미역줄기」でした。
はじめは、少しヌルッとした食感が苦手で、正直あまり好きではありませんでした。
それが、今では私の食欲をそそる반찬になりました。
ほどよい塩味とシャキッとした歯ごたえがクセになり、
今では市場で材料を買って自分で作るほどです。

「미역줄기」はどうやって作るの?

市場で売られている「미역줄기」は、ワカメの茎を細く裂いて、塩で保存できるようにしたものです。
家庭ごとに味の違いがありますが、どれもシンプルで飽きのこない味です。
安い、手に入れやすい、健康美容にいいの三拍子がそろったコスパ満点の미역줄기です。

미역줄기の作り方

家庭によって作り方はちょっとずつ違いますが、基本的作り方は以下のとおりです!(^^)!

①市場で미역줄기を買う。(小さなかご1杯で350円)
※미역줄기を選ぶ。太いのは後でさいてもいい。
②流し水で、4~5回洗う。
③1~2分湯がく。
④もう一度、水で洗う。
※食べてみて、まだしょっぱかったら、水に数分だけ漬ける。
⑤水気を絞ってとる。3㎝ぐらいの長さに切る。
⑥油をひいて、미역줄기を炒める。
⑦味塩で味をつける。
※動画では「국간장」になっているが、塩でもいい。
⑧にんにく、細切りの玉ねぎを入れて、さらに炒める。
※動画では玉ねぎはないが、玉ねぎ、人参などを入れる人もいる。
⑨ごま油、ごまを入れてできあがり~~。

基本的な作り方の動画です。↓

海藻をよく食べる韓国人

韓国人は昔から海藻をよく食べます。
「미역줄기(ワカメの茎)」だけでなく、**生の昆布(다시마)**も人気です。
食堂で「초장」につけて生の昆布を食べたことがある方も多いのではないでしょうか。

先日、一巻き2000ウォンで買ってきました。
초장(초고주장)もコチュジャンがあれば簡単に作れるし、スーパーで買うこともできます。

済州島の特産「生ヒジキ」

そして、もうひとつ注目したいのが済州島で採れる「ヒジキ(톳)」です。
日本では乾燥させて煮物に使うのが一般的ですが、
韓国ではなんと生のまま食べる
ことが多いのです。
済州島の海でとれるヒジキは質がよくて、
高級食材として日本に輸出されているそうです。
市場では新鮮な生ヒジキが山積みになっていて、
地元の人たちはナムル(나물)にして食べています。

市場を歩くと見えてくる韓国の「食文化」

韓国の市場には、野菜・海藻・キムチ・香辛料などがぎっしり並んでいて、
地元の人たちの生活をそのまま感じられる場所です。
色鮮やかな唐辛子のとなりに、黒っぽいヒジキや緑のミヨクチュルギが並んでいる光景は、
まさに「韓国の食文化そのもの」です。

旅行で市場を歩くとき、ぜひ海藻コーナーもじっくり見てみてください。
新しい発見があると思います。


お土産にもおすすめ「미역줄기」

実は私は、日本に帰るときに「미역줄기」をよく買って帰ります。
預け入れ手荷物にして、問題なく持ち帰ることができました。

軽くて日持ちもするので、お土産にもぴったりです。
塩漬けになっているため、冷蔵庫で長く保存でき、
日本でも簡単に調理できます。

韓国料理にあまり慣れていない方でも、新鮮な미역줄기のとりこになるはずです!


まとめ

「미역줄기(ミヨクチュルギ)」は、韓国の食卓を支える身近な食材。
シンプルだけれど、食べるほどに味わいが深まるおかずです。
また、海藻を生で食べる文化は、日本とは少し違う韓国の魅力でもあります。

次の韓国旅行のとき、食堂でミヨクチュルギ다시마がでたら、
たくさん召し上がってください。
海の香りがする韓国の“おかず文化”を感じられる、
小さな旅の思い出になるはずです。

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